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鯱太鼓・練習日記(9/1〜9/28)

9月28日(木):練習打上日
最後は、諏訪小学校です。雲が気になりますが、たぶん雨は大丈夫でしょう。練習では、セットを区切って、長采が演技を確認していました。「廻し」に注目していたと思いますが、今日の出来なら大丈夫でしょう。最後の通しの練習では、100点には遠いもののおそらく合格点はもらえたと思うのですが、どんなだったのでしょうか。もちろん、100点じゃないと合格ではないなら駄目なんですが。さて、最後の「ダブル上げ」の一回目の時に演技を間違えそうになりました。声も出していないし、一瞬肩を上げただけなのでバレていないと思っていたら、伊達木君と近藤君の棒先2人には判ったそうです。理由を聞いたら、声を出そうとして息を吸ったときに頭が動いたのを見逃さなかったと言うのです。「ベテランでも(間違いの)あっとばいね。でも、あすこで止めきっけんね。○○やったら、そんまま間違ごうとった。」と庇ってもらいました。長坂には、その辺りまで見逃さないやっかいな連中がいるので、心してかからないといけないと強く思いました。

9月27日(水):明日は練習打上
もうないと思っていた日蘭広場での練習になりました。本番通りのセット練習では、「廻し」に合格点をもらえなかったそうです。演技以外での段取りに細かいチェックが入っていましたが、どうやらこれですべてが決まったようです。早めに会場を後にしてアーケード経由で帰る途中、鉄橋や大丸前などで初めて「上げ」を披露しましたが、まあまあの出来だったように思います。

9月26日(火):明後日は練習打上
練習前に座禅を組むと聞き、ランニングも軽目にすませました。練習ではセット中心に行い太鼓のリズムがまだ遅いようにも感じましたが、「上げ」のタイミングは合っています。仕上げにしては多めのセット練習3回をこなしたので、いつもより疲れました。ところで、練習中に棒から飛ばされた棒先が長采にぶつかるというハプニングがあったそうです。私も現場は目撃していないものの「廻し」の正面に戻った時に、長采が見つからないので「3回廻し」だったかなと首をかしげました。この時は、起き上がった長采が目に入ったので演技を間違えることはなかったのですが、こみあがる笑いを押さえるので必死でした。まあ、一回(失敗を)体験すると次への備えになります。これも練習のうちでしょう。

9月25日(月):練習打上まで3日
疲れは取れているはずなんですが、休み明けの所為か体が重く、ランニングも一周で止めました。練習打上間近とあって担ぎ出しの棒の取り合いも出てるように感じます。今日の最初のセットでは、太鼓のリズムがずいぶん遅く感じました。でも、「廻し」「上げ」共に上手く出来ています。セット練習を終えそのまま帰ると思っていたら、心残りがあったのか長采が「ダブル上げ5回」をコールしました。この時の太鼓は本来のリズムだったので、タイミングが取りづらかったのですが、最初の2回を無難にこなせたので、そこでストップがかかりました。

9月23日(土):練習打上まで5日
昨日の気分転換に6番棒を担いで諏訪小学校入りです。このまま「廻し」など練習するのか不安でしたが、セット練習では2番に戻ったのでホッとしました。昨日の練習で浜口君が背筋を痛めたので、久しぶりに櫓下に入りましたが、「廻し」の軸を外してしまいました。また「上げ」でもタイミングが合わず途中放棄のような感じになりました。それが気合を入れるきっかけになったのでしょう最後の方では「上げ」を決めることが出来ました。疲れを理由には出来ません。集中が大事です。でも、一日中集中するのは難しいとも思います。ようは、合わせれば良いのです。七分の力でも合わせれば綺麗に上がります。そこらへんの会得が一番必要と思います。

9月22日(金):練習打上まで6日
いつもなら簡単に止む雨が、7時になっても止みません。どうするのかと思っていたら、7時半の担ぎ出し、小止みになるのを待って日蘭会場へ向かいました。途中袋橋で西を見ると雲が切れています。あらためて、雨が降らないという伝説を信じてしまいました。日蘭会場では、最初のセットは良くても、次のセットが駄目という弱点を克服できないばかりでなく、「上げ」が全く合わないところまでタイミングが狂ってしまいました。

9月21日(木):練習打上まで7日
練習も残りわずかというのに、遅刻者が2人います。そんなことでは棒を守れないと思うのは私だけでないはずですが。練習前の腕立てで、最後までベストを尽くすよう提案しました。棒の連帯意識を高め、最後のきつさに耐える心の練習にする為です。週半ばでの疲れが溜まってきた為でしょうが、元気がありません。途中休憩を挟むと集中力が切れるのか、演技の出来が突然悪くなります。練習ですから、今持つ力を全部出させようとさせ、力の出し方がバラバラになっているようにも思います。

9月20日(水):練習打上まで8日
八坂神社での最後の練習です。街路樹が邪魔になるので、今日はルートを変えました。八坂でのポイントは「入り」と「廻し」なので、今日もそこをくり返し練習しました。久しぶりに太鼓を聞きましたが、皆気合が入っています。でも、石橋君夫婦に聞けば、叩き込みがたりなとか、ラストスパートが大変なようです。

9月19日(火):練習打上まで9日
本来の自分のポジションを行うようになって、気持ちが乗ってきたように思います。長采が告げたように、ハードな練習の週ということもあって、少しずつ披露が溜まっていくのでしょうが、今日の体力は今日使ってしまう気持ちで臨んでいます。

9月18日(月):練習打上まで10日
練習開始前、今週はすべて本番を想定して練習すると長采から告げられました。たまに入る棒先のポジションが原則禁止となり、自分のポジションに専念できます。演技の出来という点では、「上げ」のタイミングが掴めていません。練習不足とは思いませんが、息が合っていないようです。長采の要求も、「廻し」「上げ」で最初の間の取り方を合わせることの1点に絞られたように感じます。

9月16日(土):練習打上まで12日
台風は外れましたが、雨雲は残りました。ランニング中2度夕立が降り、ずぶ濡れになった担ぎ手もいました。私はバス停での雨宿りに救われました。出発時間には雲も切れたので、予定通り日蘭広場へと向かいました。太鼓を加えた最初のセット練習ではうまく演技できるものの、2回目のセット練習になると、出来が良くありません。伊達木君が言うように、不完全燃焼で練習を終えました。もっとも、出来の悪さには棒先の欠席という理由が考えられるとか。次週はその辺りも含めて対処したいと長采が話していました。

9月15日(金):練習打上まで13日
台風接近が予想され、風が強く舞います。朝から練習の町内も、突然降り出す雨に翻弄されたことでしょう。でも、銀屋町の練習時間は雨もよけてくれるそうで、長崎に向かっていた雲が二つに分かれたと永田さん(前長采)がびっくりしていました。天を味方につけた為か、強風に気合が入ったか、やっと疲れが取れたか。今日は声も出るようになり、それと同時に「上げ」も決まるようになりました。30分のつもりが1時間半も練習できた上、状態も上向きとなり皆に笑顔が戻ってきたように感じます。

9月14日(木):練習打上まで14日
台風の影響なのか、雲の多い日でした。担ぎ出して諏訪小学校についたとたん雨が降り出し雨宿り。一旦止んだ後も、ぐずついています。止んだ頃を見計らって、「振り」と「上げ」を練習しましたが、「上げ」はまだ合いません。たいした練習も出来ずに、練習終了となりました。

9月13日(水):練習打上まで15日
台風の影響が出始め、日中も降ったり止んだりの天候の中、最後の諏訪神社練習日を迎えました。踊馬場が濡れて滑りやすいので、挨拶の為の整列と「入り」を練習後、「上げ」を数回行いました。今日も前後左右の唄が合っていなかったのでしょう。棒がぶれました。それでもなんとか上げようとする気持ちがここではありました。八幡町・麹屋町の中通りを山車が通るかチェックしながらアーケードに向かい「上げ」を練習しましたが、ここではごまかしが効きません。唄が合っていなかったとおりの結果となってしまいました。練習後、気合の無さに喝を入れられました。

9月12日(火):練習打上まで16日
休みだった昨日も八幡町の練習を見にいったくらい、くんちのことが私の頭から離れないのですが、同様に練習の疲れも体から離れないようです。さて、担ぎ手に気合が入ってないようです。とにかく声が出ていません。最初の頃の月曜病みたいです。一日練習の出来に安心したのでしょうか。くんち中日のダレた頃を思い出しました。当然「上げ」は全く決まりません。長采も今日はしかたが無いと言っていましたが、胸中はどうだったのでしょうか。

9月10(日):練習打上まで18日
二回目の一日練習日。今日の天気は上々です。長采から今日が本番と告げられ、諏訪神社ではしっかり演技するよう求められました。町内出発後すぐの「上げ」が決まって、皆の調子が乗ったのでしょう。その後も安定感のある「上げ」を続けながら諏訪神社に到着しました。
本番と同じのセット練習も特にミスなくでき、長采が「68点」といってるのを聞いて合格の一歩手前まではいけたと思いました。その後、御旅所に移動したところ、日差しが強くなってきつさより暑さの方が辛くなりました。仕上げは太鼓の練習。「もってこい」に応え、「族」を披露するなど余裕の練習となりました。「族」を打つ高木長采の姿を初めて見た新人はびっくりしたと思います。本当に、美樹ちゃんナイス交替でした。終了後のお疲れ様会を経て、夜の町へと繰り出した人も12時くらいには帰路についたとか。きつかったけれど、充実した一日となりました。

9月9日(土):練習打上まで19日
もともとの予備日が練習日となりました。後で聞いた話では、明日の一日練習に備え、8時半小学校を終了し、アーケードで2・3本上げて終わる予定だったらしいのですが...まず、声が出てません。気合が感じられません。案の定、最初の練習で「上げ」を大失敗してしまいました。たぶんこれで、長采が切れたかもしれません。半纏投げの練習の一回目も「上げ」失敗です。この時は、完全に切れたと思います。気合の入れ方が変わりました。すると突然上がり出します。「廻し」の出来が少し悪そうですが、セット練習もまあまあです。終わってみれば、いつも通りの時間でした。いつも思うのですが、帰りは声も出て、足も速いように感じます。この体力を練習時に発揮できないものなんでしょうか。

9月8日(金):練習打上まで20日
台風の影響運による雨が心配で、公会堂踊馬場の予定を、担ぎ手待望(?)の浜町アーケードに変更すると発表があり、「ちゃんと上げろ」と気合いを入れられました。ところが、映画「長崎ぶらぶら節」関連イベントの為か、大丸前辺りでは人出が多くとても出来る状態ではないと判断、第一勧銀前での練習となりました。ほんの2・3回で公会堂へ移動の予定が、思いのほか「上げ」が決まるのを見て長采の気が変わったのでしょう。10本以上も上げて、ほとんどが成功でした。1m以上上がったのもあり、本番に向けて自信が持てたと思います。ところが、良かったのはここまでで、休憩後5本上げて帰るはずだったのが、今度はおかしくなりました。ちょっとのタイミングのずれが生じ、水平に上がらなかったり、水平でも高さが足りません。たぶん、精神面だと思いますが、一番の課題となりました。

9月7日(木):練習打上まで21日
昨日のKTNのニュースで、新作の鯱が始めて公開されました。初めて見た人の印象はどうでしょうか。私は、この一跳ねで鯱がまさに龍に変身するところように見えるのですが。さて、今日は八坂神社最後の練習です。この場所のポイントは「入り」と「廻し」。「入り」は反対からの入場となり、一回目の横走りに移るタイミングが他の場所と違うので、棒立ちになり易いのです。「廻し」は坂が急なのと、踊馬場が一番狭いため、軸がぶれないようにしないといけません。更に「出」も最後に45度余計に振る必要があります。それにもう一つ。見た目の関係ですが
踊馬場の中心線と石段の中心線が、明らかに違います。本当は、石段の中心を山車の中心に合わせたいのですが、それでは絶対「廻し」が出来ません。そういえば、掛け声につられて32回西村さんが見物に来ていましたが、見た感じはいかがでしたか。

9月6日(水):練習打上まで22日
昨夜の帰りが遅かったので、ランニングは無理をせず1週半で止めました。久しぶりの諏訪神社踊馬場。長坂にはかなりの見物人がいます。報道関係や麹屋町や八幡町の根曳きもおり、新人は本番並みの緊張感を味わっていることでしょう。据太鼓で気合を入れられ、最初のセットでかなりの高さを「上げ」たものの、長采からはお褒めの言葉などなく、「声が小さい」の一言だけでした。二日間諏訪小学校5年生5人が抜けた為、息子も含め残りの子供たちもきつかったのでしょうが、子供の太鼓のリズムが違うことが練習後話題となりました。それに、担ぎ手の唄が早いことも...。練習日の残りも少なくなっている中、演技の精度と共に、見せる演技について理解とマスターが必要となってきました。

9月5日(火):練習打上げまで23日
昨日の不出来に長采や棒先の怒りを感じています。要求は一つだけ。「声を出せ。唄を合わせろ。」です。小学校では、二・三の弱点指摘があり、その後「廻し」「上げ」を練習しました。その辺りでは、気合も今一つだったものの、麹屋町の根曳きの激励と見学を境に突然変わりました。3セット+スペシャルは、個々の演技は良く出来たと思います。でも、声はまだまだだそうです。CM撮り協力で、キリンビールから陣中見舞いを戴いた為か、その後2番棒の飲み会に突入し、「頭がブチ切れるまで、声を出そう。」と皆で誓いました。

9月4日(月):練習打上まで24日
2番棒でも練習前の「腕立伏せ」を始めることになりました。今日に限って8番の腕立て30回にも付き合っていたので、たくさんするハメとなってしまいました。「入り」から始め、3セットしたところ、初めて着る練習用の半纏が皆邪魔そうです。続いて「のぼれ・上げ」から「半纏投げ」の練習では、全く「上げ」が決まりません。結局半纏を脱いで「上げ」だけの練習となりました。9時からの市長総見は、時間の関係と思いますが太鼓+2セットで中断し、来賓の紹介後に激励をうけました。

9月3日(日)
ピックアップメンバー(と言うより志願者)で傘鉾を取りに行きました。くんち資料館に展示してあるものをそのまま出したので、途中の扉を開けるのに手間取ってしまいました。町内に戻って補修個所をチェックし、一部分解もしました。昼食後解散となりましたが、先曳きの用の采作りを誘われたので、たまたま通りがかった息子を捕まえ一緒に参加しました。

9月2日(土):練習打上まで26日
元々予備日だった土曜日が練習日になった為か、集まりが良くありません。日蘭会場が小学校へ変更となり、歩きの時間を普段より多めに取るなど、軽目の練習で終わりそうなムードです。一本棒による「上げ」の所作のチェックに続いて、「半纏投げ」に備えた半纏脱ぎの説明等、体を酷使しない練習にホットしていたら「上げ」の練習をすることになりました。ところが、集中力が全く感じられず、思ったように上がりません。何回やっても駄目で、長采から最後の1回と言われて、なんとか1回上げることが出来ました。棒先の伊達木君が嘆いていたように、1回で決めてさえいれば早く終わっていたと思うと、情けなくなります。

9月1日(金):練習打上まで27日
久しぶりの公会堂踊馬場。今日は3番棒の助っ人に入りました。8年ぶりですが大丈夫と軽く考えていたら、「廻し」では遅れてしまいました。更に、「上げ」の差しの際、棒が頭上に来るのに驚き、恐くなってしまいました。次のセットでは、その理由を石橋君に見てもらい、左右のぶれの為と聞いて納得し、上での矯めと押し戻しをきがけました。また「廻し」では、得意のブロック(もちろん本番では反則ですが)で、ポジションを確保しました。
ところで、最初の3セットの不出来に激怒した長采に怖じ気づいたのか、その後はかなり声が出ていたそうで、諏訪神社や長崎中学校辺りでも声が届いていたそうです。この日は久ぶりに3セットを3回したので、ヘトヘトになりました。