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鯱太鼓・練習日記(5/29〜6/30)

6月30日(金)
今日は、「逆廻し」と「上げ」を練習しました。「逆廻し」では入りの所作が遅れ、焦りから声も早くなって、きちんと廻せません。特に私の棒には問題児が多いらしく、何度も練習させられました。終了間際になって、上げの練習に移りました。今日は棒を放すと告げられ、担ぎ手にも緊張感が走ります。頭で理解が出来ていても、緊張や恐怖からか声も所作もバラバラです。
これではまともに上がらないばかりか、危険でもあります。放す前の所作を合わせる練習を何度も繰り返し、ようやく放すGOサインが出ました。ところが、今度は受ける所作が出来ていません。何度か修正をした後、練習を切り上げました。

6月29日(木)
稲佐山での太鼓練習日です。子供たちを車に乗せて向かう途中で、五島町の練習を拝見しました。8時過ぎでしたが、街中の公園に響く龍囃子を聞くと、ご近所からの苦情は大丈夫だろうかと心配してしまいます。実は、「くんちの練習がうるさくて、勉強できない。」という苦情が銀屋町にもあったそうです。先週日蘭会場で練習した太鼓の音が、稲佐山下の弁天町まで届いたと聞いて、諏訪小学校での太鼓の練習は、多くは出来ないと思いました。
ところで、今日の練習で太鼓全体の流れが見えてきました。新しい試みも見られそうで、これからが楽しみです。練習終了はいつもより遅い午後11時半、2人の小学生は帰りの車の中で熟睡していました。

6月28日(水)
担ぎ始めに町内の通りを1往復しました。校庭と違って道路はフラットではない(水捌けを良くする為に、真中が高く外は低い)ので、内棒は重くなります。諏訪小学校の校庭でも担ぐ時間が長くなりました。そして今日は、「のぼり」や「廻し」から「上げ」に移る所作と、放り上げる前までの「上げ」の所作を行いました。この時は、声はゆっくりと大きく出しながら、全力で動くことがポイントなのですが、きつくなると声が早くなり、演技に余裕がなくなります。特に「上げ」は、全員の所作が合わないと思うように上がりません。
最後は、いくつかの所作を組み合わせた1セットの練習へと移りました。長采の「もう一回、出来っや。」に「しいきりません。」と答える担ぎ手は一人もいません。予定時間をオーバーし、そろそろご近所からの苦情が気になったのか、長采が練習終了を告げました。公民館に戻って、今後練習時間が増える可能性があることと、7月からは月曜〜金曜までが練習日になることを聞きました。

6月26日(月)
采振りが言うところの月曜病は、「声は出ないし、気合いも入っていない。」のだそうです。こういう時は事故が一番心配だから、納得いくまでとにかく担がせるんだそうです。その言葉通り、この日はたっぷりと担ぎました。担ぎの締めくくりは、山車を担いだままのスクワットです。最後のほうでタイミングが合わず、いきなり沈んだ山車の重さをまともに受けた時は、ちょっと危なかったかも。その後の「のぼり」や「廻し」でもなかなかOKが貰えません。何度も練習を繰り返しましたが、時間切れとなってしまいました。

6月23日(金)
「銀屋町の練習時間は雨が降らない。」という伝説の通り、曇っていても雨は落ちてきません。今日は「のぼり」の練習も行いました。これで「上げ」以外は全ての所作を行ったことになります。ところで、久しぶりに入った櫓下のポジションで「廻し」をした際、足を思いっきり踏まれてしまいました。本当に、油断すると何をされるか判りません。自分の身は自分で守らないといけないこととを痛感しました。

6月22日(木)
今日の太鼓の練習は、雨の為に稲佐山から日蘭くんち踊馬場へ変更となりました。太鼓の音はかなり遠くまで響いているようで、いつもより観客も多かったようです。

6月21日(水)
ランニング中は、たくさん参加者がいると思うのですが、棒につくとそうでもありません。これまでの所作にはだいぶ慣れてきて、肩替でも棒が沈まなくなったように感じます。その為でしょうが、最後の30分で廻しの所作の練習を始めました。棒が前回と変わったので、前回の経験はあてに出来ません。一番最初の練習で、隣の棒の担ぎ手の腕や手で、私の腕がロックされ身動きが取れなくなりました。しかし、この時は廻さなかったので事無きを得ました。
何回かの入り込みの練習の後廻し始めましたが、最初はこんなもんでしょう。山車がかなり沈んでいるようです。入り込みと戻りの所作がスムーズになって、棒が沈まなくなったらスピードが出るでしょうし、その後中心のずれは直せるでしょう。とにかく練習しかありません。

6月19日(月)
蒸し暑い一日でしたので、練習前から気分的に憂鬱でした。それは、他の担ぎ手も同様みたいで、案の定、采振り・棒先からたるんでいるとの指摘がありました。練習内容に変化はなく、肩替え、入りの所作の練習が続きます。そろそろ、肩が擦り切れてシャツに血が滲んでいる担ぎ手を見るようになりました。私はまだですが、家に帰って肩を見ると、棒の跡がくっきりついています。

6月16日(金)
本番用の山車を担ぐようになって、これまでのように休憩(見学)の時間が少なくなり、皆きつそうです。特に欠席者がいる棒は、交替が出来ないので、担ぎっぱなしになります。今日は、入りの所作を練習しました。経験者には身に着いている動きも、多くの新人には初めてなので、余裕がありません。きつさが増すと、声が早くなってバラバラに聞こえます。10回以上も繰り返して、やっと長采のOKが貰えました。

6月15日(木)
3週間ぶりの稲佐山での太鼓の練習です。小音楽堂の改装が終わり、きれいになったのは良いのですが、防水の塗料なのでしょう、滑りやすくて踏ん張りが利きません。地下足袋でも滑るので、大変です。

6月14日(水)
大安吉日のこの日の午前中、新調した鯱の飾りを乗せた山車のお祓いを行いました。諏訪神社の神職に来ていただき、町内からも20人程集まりました。お祓いの後、早速山車を外に運び出し日の光に輝く鯱を見て、がぜんやる気が沸いてきました。でも、鯱を乗せた山車を担ぐのは、早くても夏休み位と思います。すぐに山車から降ろしてシーツで覆い、奥のほうになおしました。今夜、鯱の代わりに屋根に乗った土嚢(200kg位)を見た人は、がっかりするでしょうね。そして、練習では担ぐ棒の(暫定)発表があり、私は2番棒の担当になりました。
夜の練習でさっそく担ぎはじめました。内外の棒の間隔がこれまでより狭いので、どうしても足が当たってしまいますが、そのうち慣れると思います。山車の重さはそうないのでしょうが、練習用に屋根に乗せた土嚢の為、重心が高くなっているので、最初の担ぎ上げのタイミングがなかなか合いません。

6月13日(火)
明日に備えて、本番用の山車の搬入を行い、清祓いの為の飾り付けを行いました。新調した鯱の飾りは、傘鉾の鯱を参考に作ってあり、かなり迫力がありますし、鯉がまさに竜となる感じが良く出てると思うのは、身びいきだからでしょうか。その一方で、今回鯱に合わせて新調した波の部分が、予想以上に重くなっており大丈夫かなという声も聞かれました。しかし、その日に参加した担ぎ手は私くらいですし、今回の新人には、これで普通(あるいは軽い)と説明することにしたようです。

12日(月)
いつも通りの練習ですが。肩替えの練習で首の所に痣が出来たようです。終了時に次回から、本物の山車で練習するとの発表がありました。いよいよです。

6月9日(金)
朝、雨が上がり練習時にはグラウンドも使えるようになっていました。今日の山車も4人乗りです。昨日の太鼓練習は久しぶりでしたので、右腕の筋肉痛が気になります
。今日は肩替えの所作の練習を繰り返し行い、山車が沈む・声が小さいなどの問題点を徐々に克服しました。肩は慣れてきましたが、一昨日のスクワットの影響でしょう。ふくらはぎが少し張っています。今日のスクワットメニューは、50回、40回×2、100回の3セット。明日も筋肉痛でしょう。

6月8日(木)
太鼓チームの練習日。雨の為、公民館でのタイヤ叩きです。小屋入り以前と比べて、練習が格段にハードになっていました。それと本番用の曲のイメージがだいたい出来たようです。

6月7日(水)
外棒チームの練習では6人乗りになり、推定重量は400kg。本番並みの重さに苦痛に顔が歪む人が何人かいます。それに今日は過去2回より開始時の参加者が少ないようです。その為か、山車が重く感じ、特に左肩の時重く感じました。また、足腰強化目的で控えの時間にスクワットをすることになり、50回、70回、50回のセットを行いました。

6月5日(月)
土・日の雨がすっかり上がり、夏の陽気。本日も山車は4人乗りです。今日は道中の肩替えの練習が加わったので肩をかなり擦りました。家に戻って肩を見たら、少し痣ができていました。

6月2日(金)
練習開始。諏訪小学校グラウンドで、練習用の山車を初めて担ぎました。今日は、山車に4人が乗り推定重量280kg。これを22人で担ぎました。これまでの体育館用と違い、重さが加わった分新人には動きに余裕がありません。肩替えでは棒の高さが落ちるし、所作に戸惑い声が止まることもしばしばです。すかさず、棒先から「声ば止むんな。」と気合いを入れられるます。途中雨が降り出し、早めに練習が終わりました。

6月1日(木):小屋入り・打ち込み
心配された天気は曇り。気温は高めで、蒸し暑くYシャツを半袖にすれば良かったと思いました。小屋入りの町内出発は午前9時。銀屋町の小屋入りは総勢100人程にもなり、八坂神社では全員が拝殿に入りきれず、30人程が拝殿の外でお祓いを受けました。打ち込みは、午後2時半の出発です。私たち前回の経験者は、留守番にまわり、町事務所でのお世話をしながら、他町の打ち込みを受けました。

5月31日(水):小屋入り準備
町事務所設営と手拭いの締め方の講習会を実施しました。同時に髪型チェックが行われ、3人の新人が床屋へ直行となりました。銀屋町は髪を短く切らないと小屋入りに連れていってもらえないからです。

5月29日(月):小屋入り準備
太鼓運搬の台の化粧と小屋入り後の練習山車を作成しました。前回使った棒で作った山車は、4本棒で本物の半分の22人担ぎです。推定重量は50kg位でしょうか。