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日本各地の大名行列

インターネットで検索した、日本各地で行なわれていて江戸時代に始まったと紹介される大名行列を列挙しました。なお、参考にさせていただいたサイトの一部ににリンクを張っています。

唐丹(とうに)大名行列 :岩手県釜石市、4月29日開催(3年に1度)

唐丹鎮座天照御祖神社(あまてらすみおや)の祭典で、300年の歴史を持つと紹介してありました。行列には1000人を越す住民が参加し、虎舞や神楽などの郷土芸能も披露されるそうです。

志津の大名行列 :4月29日開催 鳥取県倉吉市、4月29日開催

倭文(しどり)神社の例大祭で行なわれているそうです。始まりは江戸時代後期と伝えられていて、以前からあった神輿渡の式に加わったとされます。先払(さきはらい)、旗、榊、先箱(さきばこ)などを先頭にして100人程の行列が従い、女の子による浦安の舞いが舞われると紹介してあります。

大名行列 :愛知県刈谷市、5月3日開催

江戸時代から続くこの伝統行事は、元は市原稲荷神社の祭礼として行われていたもので、十万石の格式を持つ「秋田出来守」という架空の殿様を始め、古式豊かな所作を披露する”奴のねり”や、於大の方(徳川家康の母)馬にまたがった行列奉行が加わり、市中心部を繰り歩きます。また平成14年度から復活した山車祭も同時開催されています

下船岡神社神幸祭の大名行列 :鳥取県船岡町、5月3日開催(3年に1度)

江戸時代に始まり、300年の伝統を持つ行事と紹介されています。行列には幼児から大人までの氏子全員が参加するそうです。クライマックスは、榊(さかき)と神輿が激しくぶつかり合うところだそうです。

三条八幡宮の大名行列 :新潟県三条市、5月15日開催

文政5年(1822)に三条の領主、村上藩主内藤信敦が京都所司代に就任したのを祝って始められたと紹介されています。八幡宮の御輿渡御は南北朝時代の延文2年(1357)に始められたと紹介されており、神輿渡御の先触れと供揃いであったかもしれないそうです。
大名行列が八幡宮に帰ってきた後に行われる「舞込み(まいこみ)」は、八幡宮社殿の周囲を、天狗(道祖神)、御神輿、太鼓がそれぞれ駆け足で3周し拝殿に納まる勇壮な行事らしいのですが、この舞込みに参加した子供は無事に育つとの言い伝えがあるそうで、毎年大勢の親が幼い子供を肩車しながら足袋やはだしで御神輿らの後を追いかけ子供の無病息災を祈願しているそうです。

西尾まつり「肴町大名行列」 :愛知県西尾市、7月の第3又は第4土〜日曜に開催

江戸時代の中期、西尾の城下町を舞台に”西尾の祇園祭”と呼ばれる天王祭礼が行われたそうです。毎年6月15、16日(旧暦)の2日間行なわれ、伊文神社の神輿が御剣八幡宮へ渡御する際に総曲輪内の天王町、肴町、中町、横町、(幸町)、本町、須田町の六ケ町が神楽獅子や屋形など練り物を繰り出しました。肴町の大名行列は、その練り物の一つで、正徳年間(1711〜1724)に始められたそうです。西尾城主の粋なはからいで、町人が武士の衣装と刀をつけることが許され、城内に入ることも許されたとか、行列中行なわれる「奴の振り」が見所のようです。

鵜原大名行列 :千葉県勝浦市、7月の第4土曜日開催

起源がはっきりしませんが。旧暦6月6〜7日に行なわれていたと紹介されています。鵜原八坂神社の祭礼において「お浜おり」と呼ばれる御輿渡御の前後に供奉する大名行列をかたどった行列であると紹介されています。

愛宕神社祭典大名行列 :秋田県湯沢市、8月第4日曜日開催

正徳4年(西暦1714年)愛宕神社祭典の余興として行ったのが始まりだそうです。
殿様を中心に武頭(おものがしら)、押(おさえ)が護衛し、槍、鉄砲持ち、弓、挟箱、合羽、籠、鷹匠、餌差、御殿医、薬籠、徒士(かち)をはじめ、きらびやかな飾り山、練子(ねりこ)、囃子(はやし)、小若などの行列が続き、各町各所で奴振りを披露しつつ市内を練り歩きます。

八朔祭の大名行列 :山梨県都留市、9月1日開催

生出神社の例大祭(地元では「おはっさく」の名で親しまれている)で行なわれるそうです。由来は、寛永10年(1633年)にこの地の城主となった秋元但馬守泰朝と以降3代の統治時代に政治・経済・文化が発展したことに感謝した農民達が、五穀豊穣を願って始めたと伝えられているようです。

金沢八幡神社大名行列(遷宮記念行列):岩手県西磐井郡花泉町、9月15日開催

大名行列の由来を説く支証(古記録)があり、宝暦7年以来約200年の間、氏子が今日まで、祭日には遷宮当時の盛儀を再現して今日に至っているそうです。また、行事の道具が古式のまま保存されているそうです。

御幸行列 :鳥取県関金町、9月15日に開催

江戸時代から行なわれていた日吉神社・湯関神社・大鳥居神社の三社の大祭に催される「神輿渡御」が「御幸行列」であると紹介されています。この神幸の儀式が、江戸時代の参勤交代の供揃いに似ているところから、一般に「大名行列」とも呼ばれるようになったそうです。三社それぞれに伝統の型があるそうで、先頭の「湯関神社」が道中行列の形、続く「大鳥居神社」が登城の形、最後の「日吉神社」が下城の形を伝えると紹介されています。

湊神社例大祭の大名行列 :鳥取県羽合町、「体育の日」直前の日曜日に開催

江戸時代(1780年頃)に始まったと古い祭りであると紹介されています。花車(だんじり)、神輿、榊を先頭して大名行列(先箱。小槍、対槍、白羽熊、立傘、台傘、大鳥毛)が町を練り歩くそうで、女の子による浦安の舞いも舞われるそうです。

灘郷神社例大祭の大名行列 :鳥取県泊村、10月上旬開催

安永2年(1773年)に舟番所の番市によって村民に教えられたと言われ、今日まで200年以上もの永い歴史を持つと紹介されています。

山田大名行列 :宮城県本吉町、10月中旬開催(開催年不定3〜4年に1度)

山田大名行列は、1821年(文政4年)に当地に疫病が流行した際、御岳(みたけ)神社に祈願しその願業として始まったそうです。現在は4年に1度秋祭りの日に、天下太平、五穀豊穣、家内安全、大漁満足を祈願して、御岳神社に奉納されています。別名花行列と称される行列一行は、色鮮やかな衣裳に身を包み力強いかけ声を響かせ町内を練り歩きます。

島田大祭(帯祭り)大名行列 :静岡県島田市、10月中旬開催(3年に1度)

元禄8年に始まった大井神社の祭事で、300年を超える歴史を持っていると紹介されています。御神輿の渡御に続いて帯を両脇の木太刀に下げた大奴が登場し、盛んな声援を受けるのだそうです。その後も、殿様や大天狗が登場し、少年達の鹿島踊りや勇壮な山車など見所が満載のようです。日本三奇祭の1つに数えられると紹介してありました。

平山町の大名行列 :長崎県長崎市平山町、11月3日開催

1866年(慶応2 年)に町の下級武士山崎武エ門ら が本格的大名行列の形態を明記した巻物を入手し、 かつまた深堀公の家紋を付けた行列用具が下附 されので、これを機会に従来行われてきた肥前浮立 の曲(道行きのはやし)を振り付け、深堀公の大名行列を模して行なわれるようになったといわれているようです。

金谷神社の備え行列(大名行列):山口県萩市、11月第2日曜日開催

享保5年(1720年)に萩藩5代藩主吉元が金谷天満宮の社殿を修復したことを契機に始まった萩市古来の奉納行列だそうです。「手廻備の行列」とも呼ばれ、藩主吉元は萩城下の平安古町・河添・古萩町・境町(現在の浜崎町)の4町内に命じ、必要な手廻り調達品(いわゆるお道具)、武具、衣装を下げ渡し、天満宮の秋の例祭に奉納させたことが由来であると言い伝えられているそうです。当時は11月15日が祭礼日でした。

田代風流の大名行列 :福岡県黒木町、12月8日開催

田代風流は、1773年(安永2年)、当時の柳河藩主 立花鑑 通公が八龍神社を建立し、同年12月8日の例祭日に鑑通公自らが大名行列を従えて 風流を奉納したのが起りといわれ、今に受けつがれているそうです。


平成15年12月18日公開、平成16年05月29日更新